ゲーテの名言20選
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(詩人、劇作家、小説家、自然科学者)
ゲーテはドイツを代表する文豪であり、「若きウェルテルの悩み」や「ファウスト」など幅広い分野で作品を残しています。そんな彼が残した名言を幾つか紹介したいと思います。
あなたにできること、あるいは夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。
向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。
焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。
焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる。
常によい目的を見失わずに努力を続ける限り、最後には必ず救われる。
何も出来ない日や時には、後になって楽しめないようなものを作ろうとするより、
ぶらぶらして過ごしたり、寝て過ごす方がいい。
人はいかに遇されるかによって、それなりの人物になっていく。
我々は高みに憧れるが、歩き出すことには無関心だ。
山々を望みながら、平らな道を歩きたがる。
若いうちの誤りは、きわめて結構だ。
ただ、それを年をとるまで引きずってはならない。
本当に不幸なのは、できることを未完のまま放り出し、
理解もしていないことをやり始めてしまう人々だ。
彼らがやがて嘆くのも無理はない。
自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる。
すべてを今すぐに知ろうとは無理なこと。雪が解ければ見えてくる。
どこに行こうとしているのかわからないのに、決して遠くまで行けるものではない。
名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。
何をなすべきか、いかになすべきか、をのみ考えていたら、
何もしないうちにどれだけ多くの歳月がたってしまうことだろう。
自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。
人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。
人間は常に迷っている。迷っている間は常に何かを求めている。
人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。
長いこと考え込んでいる者が、いつも最善のものを選ぶわけではない。
人生はすべて次の二つから成り立っている。
したいけれど、できない。
できるけれど、したくない。
愚者も賢者も、ともに害がない。
いちばん危険なのは、半端な愚者と半端な賢者である。