ニーチェの名言20選
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(思想家、文献学者)
「神は死んだ」「超人」などの言葉で有名なドイツ生まれの哲学者であるニーチェ。そんな彼が残した名言を幾つか紹介したいと思います。
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。
繊細な魂は、誰かが自分に感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。
粗野な魂は、自分が誰かに感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。
高い所へは、他人によって運ばれてはならない。
人の背中や頭に乗ってはならない。
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
忘却はよりよき前進を生む。
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、
いつも間違っているということを知っている。
人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す。
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
私はあなたに助言する。
友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな!
「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ。
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。
自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。
人間は、努力をする限り、迷うものだ。
人が意見に反対するときは、だいたいその伝え方が気に食わないときである。
一日一日を始める最良の方法は、
目覚めの際に今日は少なくとも一人の人間に、
一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、
毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。
愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。